自毛植毛の適応

自毛植毛は男性型脱毛症に対して有効な治療法です。男性型脱毛症は日本人男性のおよそ30%に見られ、また少数ではありますが女性にも同様の症状が起こりえます。男性型脱毛症は、早い人は10代後半から症状を来たし、年齢とともに徐々に進行します。

男性の場合、前頭部の左右から薄くなりやがて頭頂部に達します。女性は頭頂部から薄くなりますが、完全に毛が抜けることは稀で、生え際は変化しません。自毛植毛は男性型脱毛症に強い性質を持つ後頭部の毛髪を薄毛の部分に移植することで、気になる部分の薄毛を解消します。

ただし脱毛症が広範囲に進行しているケースでは、ドナーが足りず満足にカバーしきれない可能性があります。反対に男性型脱毛症の最初期に植毛すると、薄毛が進行したときに植毛部分のみ孤立し、不自然に見えるかもしれません。また円形脱毛症など原因が除去されれば治る病気は自毛植毛の適応にはなりません。

いずれにせよ診察やカウンセリングで慎重な見極めが必要でしょう。

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